私の仕事は、だいたい吹きガラスがベースになっているのですが、たまにキルンワークという石膏型を用いる電気炉のお仕事もさせていただきます。これはキャストと呼ばれる鋳造ガラスの一種です。
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まずは粘土で原型を製作します。そして写真左から、シリコンで雌型をとり、シリコン雌型に蝋を流し込んで蝋雄型をとり、蝋雄型に石膏をかけて脱蝋して石膏雌型を作ります。石膏雌型にガラスを仕込み最高800度で五日間焼成してできあがり。
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そのあと必要に応じて研磨して完成です。電気炉の仕事は、吹きガラスより静かなのと時間を選ばないところがいいですが、とにかく道のりが長いです。
おっと、これがどこのなにかについてはコメントなしでお願いします。あくまでも習作です。