ウラニウムグリーン

ガラスの色というのは、金属や鉱物で発色させるのですが、中には変わったものもあります。その代表的な色がウランです。
放射性物質のウランを少しガラスに混ぜると、こんな色になります。
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これはウラニウムグリーンガラスの母材で、強力な蛍光性があります。このところしばらく使っていますが、抜け毛が目立つようなこともなく、もちろん安全が確認されている素材なので、変な心配はいりません。


このウラン色、昔は国産のガラスでも多用されていて、食器などにも使われていましたが、最近ではほとんど見かけません。
先日、ある優秀なデザイナーと打合せをしていたら、彼女の目に留まったのがこのウラニウムグリーンでした。今となっては新鮮で、夏を強力に演出できる色味ということのようです。
また、私がお皿にしてみるとこんな感じです。うす~く使って、エッジにだけ色が出るようにしてみました。
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私だけなのかもしれませんが、最近この系統の蛍光色を目にする機会が多く、もしかしたら流行の兆しがあるのかもしれません。使い方は難しいけれど、面白い効果のある色素材です。

2017-03-01T00:05:23+09:002007年6月16日|貴島雄太朗からのお知らせ|