ミキモトの風鈴ツリー完成

今年で三回目のミキモトの風鈴ツリーが、銀座ミキモト本店前にお目見えしました。
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7月の大仕事はこの風鈴制作でした。
ちょとディテイルを紹介させていただきますと、風鈴には玉カットと呼ばれる丸く削ったカットが施されています。艶面とマット面とで、光りを反射したり拡散したり、面白い効果を狙いました。
色味はピンクをメインにして、透明をアクセントに使った二色構成です。ピンクは金赤と呼ばれる高級色で、ガラスに金を融かして得られる豪華な色です。宝飾店にふさわしい色と思います。
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オブジェに下がる風鈴は、ピンクが160個余り、透明が8個あります。カットはひとつに10箇所以上入っているので、都合二千箇所ほど、いままでになかったタイプの重労働でした。。。
今年は菱形の立方体のシルエットに風鈴を埋め込んだかたちになっています。近くで見ると、とても複雑な構造に驚かされますが、遠くから眺めると、きちんとリズム感が表現されています。好みは分かれるところかも知れませんが、シャープなまとまりがあると思います。
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少しのそよ風で一斉に鳴り出す風鈴は、今年は音色も考えて作っています。カットするためもあって、一般の風鈴より肉厚に作ったところ、音色もずいぶん落ち着いた感じになりました。
銀座の象徴であるミキモトで、チャラチャラうるさくしたくないと例年思っていて、今年は一層良くなったように感じられました。
8/20までの展示と聞いております。
お近くにお出かけの際は是非お立ち寄りください。

2017-03-01T00:05:02+09:002008年7月31日|貴島雄太朗からのお知らせ|