来週木曜から、レースガラスを出来る作家を集めての展示が、渋谷の東急本店で行われます。先般の工房展の最中にお声掛けいただいたので、現在慌てて準備しています。
レースガラスは、模様を閉じ込めたガラスの棒を使って制作します。仕上がりが刺繍のレースを思わせるものなので、英語ではそう呼ばれていて、もともとはヴェネチアングラスの伝統技法です。(ヴェネチアでは、ガラス=レースガラスなので、レースガラスとは言われていません。)
なにはなくとも模様のはいったガラス棒がなければ始まらないので、昨日はグイグイネジネジと棒を作ってました。
ようやく準備完了の図
ガラスをやっていると、「完成したときより、作る過程のほうが綺麗かも」なんて思うことが間々あります。レースガラス棒などは、その最たる例です。完成品は会場でお披露目するとして、作品になってしまう前の美景をご紹介まで・・・