ヘンゼルとグレーテルが、森のなかでお菓子の家をみつけて食べまくる童話を、物語の前後はすっかり欠落した状態のまま子供の頃は羨ましく思っていた。思えばうちはお菓子の家さながらだ。今日も、体験にいらしたお婆ちゃまのクッキーを口切りに、narakiさんのフィナンシェに、新種のポテトチップもあった。夜になってはアンドーさんが突然いらして、借り物の返却に柏餅が6個もついてきた。週末たんびにこの調子では、どんなに働いても痩せるはずもない。こんな生活に、血統書付のおやつ大好き人間は大満足している。
さて、笠間での展示も続いていますが、こんどの9日(火曜)から14日(日曜)まで、西荻の懐石茶房色葉で、小林君に続いて個展を開催させていただきます。色葉さんはすっきりとしたおしゃれな懐石料理店です。
季節にあわせた、明るい配色の作品と、渋いカットの作品を展示予定です。カットの作品は、いままでぐい飲みなど、小さなものを中心に制作してきましたが、大きめの作品も挑戦してみました。来月のギャラリー愚怜での個展に向けた布石でもあります。
中央線沿線のみなさまには是非ご覧いただきたいと願っております。
ちなみにパティシエでもある色葉の嫁さんが作るお菓子も堪りません。