雅な感じ

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「貴島さん、随分と作風が変わっちゃったのね。」とでも言われそうな画像ですが、
これは笠間のすみとさんと共同制作しはじめた作品の一部です。
「金銀彩」という題を頂戴しての制作です。
陶芸や漆芸と同様、ガラスにも金銀の彩色を施すと、ぐっと豪華で雅やかな雰囲気になります。特に吹き硝子の工程中に金銀をちりばめると、膨らましたり、伸ばしたり、拡げたりするムーブメントが、ダイナミックな風景を作ります。また、原則として透過光を考えて色作りする硝子ですが、金銀は一切透過しないので、反射光で彩りを考えます。それも、表面反射と内面反射で随分違うもので、実は取り合わせがなかなか難しいことがわかりました。また、金銀素材は、なかなか高価なものなので、効率よく使わなければなりません。
技法としては、あまりに使い古され、インパクトが大変強いので、いままで自ら進んで作品に採りいれることは考えていませんでしたが、改めて見直す良い機会になりました。
展示は月末あたりからになると思います。採光豊かなギャラリーは早春の陽光が心地よい季節です。さぞかし眩いこととなるでしょう。

2017-11-20T14:23:24+09:002007年1月18日|貴島雄太朗からのお知らせ|