安野モヨ子原作の人気漫画「さくらん」が、写真家蜷川実花の監督で映画化される。吉原の花魁のお話で、囚われの身のモチーフとして金魚鉢が使われる。先日その金魚鉢を製作させていただいた。


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たっぷり30cm以上あるおおきなもので、当時の時代考証も踏まえたかたちになっている。撮影小道具担当のかたとの打合せで決まったのだが、前回「北の零年」のときと同様、彼の研究熱心さや仕事に対する思い入れにはいつも頭が下がる。
仕上げてみて、水を満たしたときのマス感は予想を超えるものがあった。すでに監督にもご確認いただいたようで、飛び上がって喜んでくださったとか。。。
原色バリバリの蜷川監督や優秀なスタッフがどうやって生かしてくれるか、今からとても楽しみ。封切りしたら2回は見るぞ!