工房は再開したが、溜まった仕事に早くもテンパっている。
いつも仕事が立て込んでくると、恐怖の「よるけん」が始まる。
「よるけん」とは「夜間研磨」のことで、昼間は吹き硝子して、夜は研磨作業するという集約労働のことを言う。別に業界用語ではなく、うちだけ、それも数名にしか意味の通じない超ローカル単語。
これがなかなかの重労働で、何日か続くと、たいてい身体のどこかが壊れる。
この調子だと、来月には「おはけん」も始まる感じだ。
おはけんですか?今は説明する気になれません。
narakiさんの境地に一歩近づきそうです。