以前、愚怜さんのコラムにも書いたことがありますが、ガラスの生地にはいろんなものがあります。
もともと、生地の種類にはあまりこだわっていなかったのですが、燃料や素材の高騰をを受けて、最近はいろいろ考えるようになりました。
このところ私の工房では、オーストラリア産の安くて、融けやすくて、健康に配慮したものを個人輸入したり、国産の三徳工業さんの、透明感が高く重量感のある生地を、仕事にあわせて使い分けていました。
そして、しばらく前から三徳工業さんと相談して、両者のいいところを合わせたような、使いやすい生地を検討してきました。比較的融けやすく、透明度が保たれて、必要以上に重くない、ガラスです。
名前なんて、どうでもよかったのですが、三徳工業の青年が「大事な営業ツールでもあるので、Yutaro KIJIMAですから、CODE-YKにしましょう」と、名前までつけてくれました。
ちなみに写真に見える「スキ」というのは、好きなんじゃなくて、「透きガラス=透明系ガラス」という意味の業界用語です。
まだ、使用感をどうこう言うほど使い込んではいないのですが、新年心機一転のきっかけになるかなあと思って、記事にしてみました。