東京は台風が逸れてくれて、ひと安心でした。本日、明日は工房での作業のため、ギャラリーに伺うことはできず、残念至極。不在時にお越し下さったお客様にはご挨拶を欠きましたこと深くお詫び申し上げます。

さて今回の3人展ですが、ご一緒のおふたりはそれぞれに興味深い制作をなさるジュエリー作家さんです。この機会に一部作品を紹介させていただきます。

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鳴海多恵子さんは、地金を大きく切り出して、大胆な構成を試みられています。鮮やかな色は塗装ではなく、化学反応による金属ならではの発色を利用されています。おおらかで遊び心たっぷりな作品です。

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大西由貴さんは、繊細な糸鋸の技を駆使されて、植物から得た有機的なフォルムを作品に昇華させていらっしゃいます。軽やかさと華やかさ、そして淡い儚さを併せ持つ優しい作品です。

どちらもとっても素敵なのです。この機会に、素晴らしいジュエリーをみなさまに何卒ご覧いただけますように。