昨年冬の le bain Gallery MITATE での個展や、同所の内田デザイン研究所との御縁で、掲題の講義を聴講してきました。
仕事柄、インテリアには興味を持っていたほうがいいと思ったのと、実のところは、内田繁先生のガラス作品を補修調整させていただいた費用を、お金ではなく、この講義でいただいたという次第です。
「家具デザインの未来」というテーマの5回シリーズの初回です。
トップバッターの森豪男先生のお話は、今までのお仕事を簡単にふり返り、先生の物事に対する興味の持ちかたを伺い知る内容でした。
後半は、参加者が思い思いに作った家具の簡単な模型を、先生と見ていく内容で、そつなく優しくポイントを押さえる先生のコメントが素晴らしかったです。
やはり分野が違うので、すぐ何かに役立つような内容ではなかったけれど、ちょっと世界が拡がったかな・・・
ひとの話を一方的に真剣に聞くというのも、たまにはいいことで、今日の記憶の断片が、いつかなにかに結びつくといいなあと思っています。