半透明(translucent)であることに興味をおぼえて、ガラス研磨をするようになりました。

艶が出る一歩手前で、向こう側が朧に見える様子は、ガラスの存在を優しく示すようで、とても心地よく感じられます。透明であるが故に空間や環境に左右されやすいガラスが、微か乍らもきっと自己主張するように見えるのです。

Φ84×68